「30分でわかる悪性リンパ腫のお話し」悪性リンパ腫の症状や治療方法を詳しく説明。最新の治療方法をわかり易く説明します。
悪性リンパ腫について30分でもわかるように解説していきます。
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悪性リンパ腫で手術する場合の費用や方法

悪性リンパ腫になり手術ができるのはステージU期までと、V期の一部までとなります。遠隔転移しているような場合、手術を行なうことは、かえって寿命を縮めてしまうことになるのであまり行なわれることはありません。費用については大体50万円から60万円くらいです。

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肺にできた場合

症状悪性リンパ腫が肺にできて進行した症状が進むにつれて手術方法も胸腔鏡手術などでは適応しきれなくなり開胸手術にせざるを得なくなります。

基本的には、肺にが出来た部分だけを切除していくのですが、病巣が広いと、それだけ切除する部分も多くなり、片肺を全摘出ということもあります。

一般的な開胸手術の手順は、横向きに寝た患者の肩甲骨に沿って背中から胸まで40センチほど切開し肋骨の間を広げて手術を行ないます。症状によって傷の大きさはもっと小さくなったり大きくなったりします。切除した部分が大きかったり、傷が大きかったりすると、負担が大きく回復にも非常に時間がかかってしまうので、手術後も注意が必要となります。

肺は非常に手術が難しいです。どういう状態でも手術が受けられるわけではありません。手術が受けられる状態であるということは、治る可能性の高い状態であるということです。

進行状態で、またがんができている場所によって手術できないことのほうが多いですし、とてもやっかいな癌です。肺の病巣を取り除く手術方法は、まずは開胸手術が多く行なわれていました。
しかし今は胸腔鏡を使った手術が広がりつつあります。

胸腔鏡手術は、患者さんの胸壁に2〜3センチの孔を4〜5ヶ所開けて、そこから胸腔鏡を入れ、胸腔内を内視鏡で見ながら胸腔鏡につけた器具で、がんのある部分を切除します。

開胸手術であれば入院期間が一ヶ月位続き、治療後も痛みは続きますが、胸腔鏡手術は患者さんにとっては負担が少なく入院期間も一週間程度と少なくてすみます。
高齢者にも行なうことが出来る手術ではありますが、医師にとっては、非常に高度な技術を要する難しい手術です。

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