「30分でわかる悪性リンパ腫のお話し」悪性リンパ腫の症状や治療方法を詳しく説明。最新の治療方法をわかり易く説明します。
悪性リンパ腫について30分でもわかるように解説していきます。
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悪性リンパ腫症状

悪性リンパ腫の症状悪性リンパ腫の症状は様々ですが、本当の初期段階であるわずかな悪性リンパ腫を発見することは殆ど不可能です。定期的におこなう健康診断や血液を検査した際に発見されることが多く、それまで自覚症状はあまり感じません。

  • 肺にできた場合は周辺組織が圧迫されるので一定リズムの呼吸ができなくなります。
  • しこりができたり、腫れてきた場合はリンパ節がさらに進行していると考えられます。
  • 膝や腕の関節が痛くなることがあります。
  • 喉にしこりやこぶ(腫瘤)ができます
  • 季節に関係なく睡眠中に大量の汗をかく

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細胞を生検して顕微鏡で発見することはできますが、日常の生活をしているうえでこのような検査をする理由もないので皆さん急に自分が癌であるとわかり放心状態になってしまうものです。

体の表面に出てくる症状としては、発熱やリンパ節が腫れてくるという症状が最も多いです。リンパ節が腫れてくる部位については、首・胸まわり・腋の下・消化管粘膜・お腹・足の付け根、涙線、唾液腺、睾丸、咽頭輪です。

1 鼻血 1 かゆみ 1 吐血 1 1 症状検査

初期

悪性リンパ腫が初期の段階ではあまり自覚症状がないのが一般的です。但し若年層の男女は細胞が活発に動いているので進行がとても速いです。

初期を少し過ぎたころにこの病気どくとくの症状がでてきます。まず体のふしぶしがかゆくなり咳が断続的に続き場合によっては鼻血が自然にでてきます。

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かゆみ

症状悪性リンパ腫が皮膚の部分にできれば当然かゆみが発生します。
これは皮膚の部分にリンパ腫ができたことが原因によるもので見た目にも湿疹のように赤みを帯びているので、見た目にもかゆいと錯覚しより頻繁にかゆいと考えてかいてしまうものです。

これは皮膚が炎症をおこしておりデルマドロームと言います。日常生活でよくある、乾燥によるかゆみと勘違いしないようにして下さい。悪性リンパ腫になると皮膚の表面が変色し脂漏性角化症という疾患になります。

このかゆみを和らげるには毎日入浴して入浴後は、保湿剤、クリーム、軟膏をしっかり塗り込むというのがよいでしょう。
皮膚の内部から伝わってきているのでなかなか完全にかゆみをなくすということは難しいかもしれませんが皮膚表面に何かを塗布するということは継続したほうがいいでしょう。

硬い結節(しこり)ができることもあります。

接触性皮膚炎

セカンドオピニオン悪性リンパ腫によく似ている症状の一つとして 接触性皮膚炎という病気があります。水疱(すいほう)や発赤(はっせき)がでてくることに伴いかゆみが増してきます。

この症状がでてくる原因としては身近なものですとシャンプーやリップクリーム整髪料(WAX、ディップ等)は頭に皮膚炎があらわれ、指輪や腕時計で手が炎症をおこし、首はネックレス、耳はピアス等が原因です。

予防や治療方法としては上記のものを身につけないということとかゆくなり暫く様子を見てもひかない場合は軟膏(フルコートクリーム)や抗アレルギー剤、ステロイド剤をつけるとよいでしょう。
それでも効果がない場合は皮膚科を受診したほうがよいでしょう。

花粉症(アレルギー性鼻炎)

悪性リンパ腫は主に首のまわりにできるので局所的にかゆみを伴うことが多いですが鼻や目がかゆくなるアレルギー性鼻炎という病気もあるので誤診しないように気をつけましょう。

この病気の特徴は1年中かゆいわけではなく春頃(3月下旬〜5月中旬)に症状があらわれるというものです。原因としてはスギやひのき、ハルガヤ、ヨモギ、ブタクサ、カモガヤ等が花粉をまき散らすことです。

予防方法と治療方法はなるべく外出を控え、外出するときはマスクにグローブ(革製)をして、帰宅したら玄関で一度花粉をはらったほうがよいでしょう。

薬は病院で処方してもらう場合は点鼻液のコールタイジンがよいでしょう。そしてジルテック剤もよく使用されています。

ウイルス性脳炎

感染症この病気は悪性リンパ腫と同じような症状があらわれ微熱から始まり食欲不振、吐き気がでてさらにひどくなると突然けいれんをおこします。

ヘルペス脳炎や日本脳炎と考えられますが抗ヘルペスウイルス薬で確認することもできます。
感染すると2週間くらいは体がだるく何もやる気がおこりません。特に肝臓が悪いわけではありません。感染症を専門にしている病院に行ったほうがよいでしょう。

片頭痛

女性に特に多い病気で片方側の頭だけがいたくなり、片方だけの視力が弱まり雷のように見える現象が10秒ほど続きます。主にストレスが原因と考えられており5HT受容体作動剤やレルパックス錠を飲むと効果があります。

頭にできるもの

頭に病原菌があると頭痛やけいれんをひきおこします。そして似ている病気としては認知症や精神病の精神病に似た症状があらわれます。

脳出血

注意脳出血の疑いがあるとして緊急搬送され頭を開くと悪性リンパ腫が原因だったということもあります。
脳内出血はあまり前兆がなく突然物を見ても焦点が定まらず、左右どちらかの手や足が麻痺をおこしその場で意識をなくすこともあります。
原因としては大脳から出血することで脳が圧迫され膨らみ組織障害がおきます。

この病気は高血圧の人に多いですが予防方法は血圧を普段から測定して高い時は下げる努力をすることです。どうしても下がらない場合はグリセオールを注射します。

脇とその周辺

脇付近にできることは多く、主な症状としては常に線香を近づけられているような熱い何かを感じます。それと異物のようなしこりが確認できこれが痛みを伴うものでウイルスからの感染や炎症と考えられます。これは一時的なもので時間の経過により自然になくなります。

リンパ節が腫れる

症状リンパ節は風邪をひいただけでも腫れるもので痛みもそれほどありません。
よく腫れる部位は足の付けつけ根、鎖骨の少し上、首の部分です。この腫れによる痛みというのはあまり感じません。

このように腫れてくるのは悪性の場合に限られません。どこにリンパ節ができるかでも症状が異なります。日本人で多く見られるのは肺や胃です。

お腹周辺にリンパ節ができると腫瘍が固まりになっていたり、体液がたまるので、そのあたりが腫れてくるのですぐに分かります。 さらに進行していくと腸閉塞や排便ができなくなります。
女性に多いのは、亜急性壊死性リンパ節炎で指で押すと痛みを感じます。

その他の症状としては、体重が減少したり、熱が下がらないという症状がまれにでます。又、赤血球の現象で動悸や息切れ、体全体がだるくなる症状や皮膚のかゆみもが起こることがあります。腹痛、吐き気がある場合は胃腸の悪性リンパ腫と考えられます。このような症状がでたらすぐに検査を受けて下さい。

胃や肺そして腸にできた場合の症状

胃に悪性リンパ腫ができると症状的には、先ずズキズキ痛みだし、針で刺されたようなちくちくした痛みが発生し、食欲がなくなりだし、嘔吐し、体重も徐々に減少し全体的に細くなります。
検査方法
肺に悪性リンパ腫ができると呼吸が思うようにできなくなり咳が止まらなくなります。これは肺の器官に付近にリンパ腫ができることで圧迫しているため咳がでるようになります。

消化管に小さな孔があき激痛が走り胆石ができたときと同じくらいの苦しみに襲われます。そして食べたものを飲み込もうとしても吐き気による通過障害をおこすこともあります。

体重減少

毎日3食、4食と間食をしても半年で年間平均の体重が10%程度減る。どんな病気でもそうですが、体のどこかがかなり悪い場合は食欲が減るものです。よって体重も少しづつ減少していきます。

悪性リンパ腫の場合は、胃にリンパ節ができるような場合がありますので、必然的に食欲不振に陥り、水分だけは何とか取れるようになり、その内、ご飯よりも水分に頼りはじめていくので気が付けば水分を補給している現象が見られます。

しかしながら、やはり病気に打ち勝つ為には多少無理をしてでもご飯類を口から入れたほうがよいでしょう。それでも駄目な場合は先生と相談して点滴で栄養を補うようにしましょう。

熱がでる

悪性リンパ腫になると徐々に体の体温があがってくる場合と急に熱があがることもありますがいずれも風邪特有の頭が痛くなったり、関節が痛くなるというよりは体温があがるだけなのですぐに判断できると思います。そのままにしていると体に重大な欠陥ができやがてB症状になることもあります。
38度を超える発熱が頻繁に続き薬や漢方薬を使用しても改善されないことが多い。

普通の生活をしていればどなたでも風邪の初期段階である熱が出て体がだるくぼーっとする症状かでるので勘違いしますが悪性リンパ腫かもと疑いましょう。 熱も38度を軽く超え、風邪と殆んど同じような症状である。

  • 風邪薬を飲んでも熱が下がらない
  • 起きていても寝ていても汗が止まらない

これらが悪性リンパ腫特有の症状である。よって風邪と決め付けてはいけないので一度病院に行くことをお勧めします。

おなか周りにできるもの

おなかに集まる悪性リンパ腫は割と皮膚表面ではなく奥の奥にあることが多く、この付近にできる一番困難なのは尿道が圧迫されるため、小便がでない、もしくはでにくくなる、自分で排出や我慢するといった調整ができなくなることが多いです。

胸あたりが腫れたり異物ができたりする

悪性リンパ腫になると男女関係なく胸付近にもさまざなものができてきます。胸付近はいろいろなものが集中していますが、一番大事な気道があるので、この部分が局部的にもしくは全体的に腫れたりしてくると、気道が圧迫されて、咳が頻繁にでてきて、止まらなくなることがあります。

体のあちこちに水がたまる

人間の体の中に水が溜まっても簡単になくなるというのは大間違いです。膝等にたまると手術をしない限り水がなくなることはなく、手術をしても水がたまるので半永久的にこの繰り返しをしなければいけないことになります。

悪性リンパ腫になるとリンパ腫が原因で胸や腹まわりに水がたまり抜けなくなります。

見た目

見た目的には腫れや変色のように体的にあまり違和感もないのでそのままにして日常生活を送られる方が多いですが、いざとなると手遅れということがあるので、こまめに検診には行ったほうがいいですね。料金は少し高くても大学病院がいいかもしれません。場所によっては診断書が必要というところもあるので、事前にしっかり確認してみて下さい。

出血

悪性リンパ腫になりでてくる症状に出血があり、微量もしくは大量にとどめなくでてくることがあります。体の部位的には気管(食道の裏側)や右肺、左肺から出血し口から血がでてきます。そして鼻からでてくることもあります。

分類の仕方としては食道からでてくるものは「吐血」で肺からでてくるものは「喀血(かっけつ)」と呼ばれています。その他には歯茎(歯肉)からもでてくることがあります。

一度出血が始まるとなかなかとまらず、状態によっては1時間程度続くこともあります。止血するためには何か特別な方法をすればいといいというものはなく自然に止まるのを待つしか方法はありません。若しくは救急でやっている病院に行くことをお勧めします。

特に胃に悪性リンパ腫ができた場合は突然大量の出血(吐血)が始まりショック状態に陥るため意識消失となり救急搬送され病院で胃内視鏡検査で病気が発見されるということもあります。
胃悪性リンパ腫